ちょいトレFXを実際に運用して検証します

「ちょいトレFX」を運用して、検証していきます。

私なりのストラテジーの考え方(ストラテジーその2)

前回でストラテジー
順張りと逆張り
を併用したほうがいいのでは?と提案しました。
「俺は全然そうは思わない!!」
という方は今回はただ無駄に時間取らせるだけになってしまっては本当に恐縮なので、スルーしていただければと(汗)

では、どうやって順張りと逆張りのストラテジーを見分けるの?

となるのですが、
「取引ロジック調べればいいんじゃないか?」
となるのですが、……面倒ですよね。使ったことないインジケーターで「こうなったら買い」とか調べるの。
ちなみにAzanaeruは移動平均線ボリンジャーバンドストキャスティクスしか勉強しなかったのでそれ以外のインディケーターのことは全く分かりません!

それで、ものすごくざっくり言いますと、

取り引き回数が少ないのが順張り。
取り引き回数が多いのが逆張り

と考えていいのではないかなと思います。

例えばこの最多取り引き回数のストラテジーを見てみましょう。

f:id:azanaerufx:20210502124503j:plain
取引回数 最多ストラテジー

取り引きロジックはオシレーター系のストキャスティクスのクロスで取り引きしている(買われ過ぎ、売られ過ぎのポイントで逆張りする手法)ことから、逆張りロジックであることが分かります。

f:id:azanaerufx:20210502124506j:plain
ストラテジー詳細

ただトレンドが発生してもストキャスティクスのクロスのみで逆張りを行うようなのと、ポンド円のボラティリティが高い通貨ペアのためストキャスティクスがクロスしても反転せず突き抜けており、結果めちゃくちゃマイナスです。これおすすめストラテジーに入っていいのでしょうか?


一方、取り引き回数が少ないものを見てみましょう。

f:id:azanaerufx:20210502125713j:plain
取引回数 少ない順

取り引きロジックの内容を見ると、だいたいトレンド系の移動平均線の指標を使っているのが分かります。

f:id:azanaerufx:20210502125718j:plain
ストラテジー詳細

トレンド系指標とオシレータ指標を併用しているため勝率は高いですが、取り引き回数は少ないです。
このストラテジーに関しては勝率100%なので本当に優秀な取引ロジックだと思います。しかもオシレーターを順張りの指標として使っているのが珍しいです。
ですが、負けがないことから最大ドローダウンが分からず、リスクが算定できないので実際に運用するかどうかは少し迷うところですね。


そのようなわけで、ストラテジーを選ぶ際は
取り引き回数が多いのは逆張り。少ないのは順張り。
と、まずはかなりざっくりと捉えてから(違うかもしれませんけど)その後、PF値、最大ドローダウンなど詳細を見て検討し、本番運用にしています。
2021年4月は逆張りストラテジーを3分の1くらいの割合で運用しましたが、トレンド発生月でしたので成績は振るわなかったですね。

ここで、当然当たり前の疑問が頭に浮かびます。
「勝率が高く、プラスにできる可能性が高い順張りのロジックだけ選んで、運用したほうがいいんじゃないの?」
と。

まさに、その通りです。

そこは個々人の考え方や価値観かな?と思います。

相場のあまり動かない月(夏休みがある月とか)順張りストラテジーを運用していても本当に何も動きません。
かつてMT4の自動売買でドル円トレンドフォロー型のエキスパートアドバイザーを運用していたとき、8月に一回も取引せずサーバーレンタル料金だけを取られたことがありました。
「お金が働かない」ということがAzanaeruはあまり好きではないこともあって、取引回数の多いストラテジーも使っています。

マイナスになるのが絶対にヤダ(みんな嫌なことは嫌なんです)という方は勝率の高いストラテジーを選ぶのがいいでしょうし、
多少マイナスになるリスクを負ってでも、アグレッシブに利益を重ねていきたい(みんな好きなことは好きなんです)という方は取引回数が多めのストラテジーを選ぶのがいいかなと思います。