ちょいトレFXを実際に運用して検証します

「ちょいトレFX」を運用して、検証していきます。

私なりの自動売買の考え方(ストラテジーその1)

NYダウ高値圏で利益確定売りで下がってきましたね。
どこで押し目買いをするか……といったところでしょうか。

私なりのストラテジーの考え方ですが、

順張り

逆張り

を組み合わせるのが最適だと考えています。

私は裁量で両方をやるのは難しかった(頭がどうしてもついていかない)ので、機械的に両方をやらせてしまえば楽でした。

それぞれの手法のメリットとデメリットを挙げると以下の通りです。


順張りのメリット

  • 相場の流れに乗るのでトレンドが発生したときに勝ちやすい、さらに取れる利益が大きい。


逆張りのメリット

  • 相場が動かないときに細かく利益が取れる。


メリットがあれば当然デメリットもあるわけでして、


順張りのデメリット

  • 相場が動かないときはストラテジーが機能せずポジションを持たないか、もしくは細かく損を重ねる。

逆張りのデメリット

  • 相場が動きだしトレンドが発生したときコツコツ重ねてきた利益を飛ばしやすい。

順張りはチャンスが少なく、逆張りは多い。
順張りは利益が多く取れ、逆張りは少ない。
とも言えるでしょう。

どちらが自分の性格や投資スタイルに向いているかどうか?というところだと思います。
私はチャレンジ精神旺盛なギャンブラー気質な性格なため、レンジブレイクの順張りばかりやっていました。
トレンド相場で利益は多く取れても、レンジ相場でコツコツと損を重ねるというタイプでした。
「コツコツ勝ってドカンと負ける」でなくて「ドカンと勝ってコツコツ負ける」とおそらく普通の方と全く逆のダメトレーダーです。

トレードは人の性格が出てくるなと感じます。
でも、人間の性格というのはなかなか変わらないですよね。

余談ですが、
以前勤めていた会社の上司に「今のままでは業績が上がらないから、役職者に相応しい性格に直せ」と言われたことがあります。
親にも言われたことないことを平気で言うような超ブラックな会社でした。
人の欠点しか見つけられないような会社なので、徐々に業績は右肩下がりになり、せっかく50年以上も続いていた事業が解散になりました。人に合わせて業態を変化させていく努力を怠ったため、何もかも行き詰まってしまいました。
他人や物の悪いところばかり見ていると、いつかは何もかもうまくいかなくなるということをこの失敗から学びました。

話を戻しますね。

本屋によくあるFX本の取引ロジックを実践しようとすると、どの本もメンタルの部分が強調される内容がたいていありますよね。
それはその手法に合った適正なメンタルというのが存在するからなのだと思います。
でも、取引ロジックに合わせて性格を変えるのってものすごく修行しないとなれないと思いませんか? まず自分のメンタルとか性格を否定して矯正しないといけないわけですから。とてつもない努力が必要です。

なので、私は自分の性格に合った取引手法を使うほうが精神的には楽ではないかなと思っています。例え利益は少なくても。

結論は、ストラテジーは順張り、逆張りを組み合わせることにより

レンジ相場では逆張りストラテジーでコツコツ利益を積み上げ、順張りストラテジーは細かく損失を出す。
トレンド相場では順張りストラテジーで大きく利益を取って、逆張りストラテジーは損切をする。

というように利益と損失お互いに補完するような形にし、最終的にはプラスなるのが理想でしょう。
裁量トレーダーのライブ配信見ていると、相場見て「ここは順張り」「ここは逆張り」と自分で判断してエントリーできるからすごいですよね。

次回はAzanaeruなりの順張り・逆張りストラテジーの見分け方をかなりざっくりと説明できればと思います。
自力でストラテジーを作れる方は本当に作り方を教えて欲しいです。
私がストラテジーを作るとバックテストでほぼマイナスになるので、おすすめストラテジーしか使えません(汗)